明治大正期の酒米「渡船」。
優秀な酒米ながら晩生種で
台風の影響を受けやすいなど
栽培が大変難しいため、
数十年にわたり途絶えていました。
平成元年、つくば市の
生物資源研究所に
種もみが冷蔵保存されてることを
見い出し、
わずか十四グラムから地元で復活栽培。
幾多の困難を乗り越えて
できたお酒が
「渡舟(わたりぶね)」です。
以来酒米「渡船」に魅了され、
その魅力を
余すことなく表現するため
日々研鑽を重ねております。